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リンパドレナージの資格・認定制度について

資格・認定制度について

 

資格の概要

リンパ浮腫セラピストは医師の指示に基づき、リンパ浮腫の患者様に対して、国際リンパ学会において標準治療と認められたリンパドレナージ、弾性包帯や弾性着衣を用いた圧迫療法と圧迫下での運動療法、スキンケアや日常生活の指導などの複合的治療を行う施術者のことです。
現在、1000名以上のセラピストが全国各地の医療機関にて、リンパ浮腫外来の中心的な存在として、活躍しています。正しい知識と技術をもってリンパ浮腫に対応できる人材はまだ少なく、今後益々その需要が求められています。

 

資格の名称と認定機構

リンパ浮腫治療に関わる医療者の資格は、各団体・協会・スクールにより様々な名称があります。
大きく分けると、各協会・スクールがそれぞれ認定している名称(リンパドレナージセラピスト・リンパ浮腫セラピスト・リンパ浮腫指導技能者など)と、リンパ浮腫療法士認定機構が認定している「リンパ浮腫療法士(LT)」です。

 

セラピストの養成・認定機関

現在日本ではリンパ浮腫治療に関わる医療者を養成・認定している機関は下記の2つの団体です。
いずれも国際リンパ学会が推奨する、座学45時間以上、実技90時間以上のカリキュラムが設定されています。
大きな違いは受講資格です。

1

一般財団法人 日本ライフ・プランニング・センター(LCP)

厚生労働省後援がんリハビリテーション研修委員及びリンパ浮腫研修委員が運営している団体です。
国際リンパ学会が定める「座学45時間以上」の大部分を習得することが出来る「新・リンパ浮腫研修」を主催しています。
受講資格は「医師」「看護師」「理学療法士」「作業療法士」「あん摩マッサージ指圧師」に限られております。
LPCではセラピストの認定基準を「座学33時間以上、実技67時間以上」と定めており、この研修を受講することが必須となっております。
当講座はLPCの定める教育要綱に沿ったカリキュラムです。
「新・リンパ浮腫研修」の受講を併せることにより、当協会認定試験合格後に「リンパ浮腫セラピスト」と認定されます。
※「新リンパ浮腫研修」受講には別途受講料がかかります。


また、受講時期は養成講座受講前・受講中・受講後いずれでも大丈夫ですが、ご自分でのお申し込みが必要です。

2

リンパ浮腫療法士認定機構

日本リンパ学会・日本脈管学会・日本血管外科学会・日本静脈学会などが協力して設立し、リンパ浮腫療法士を認定している団体です。
受講資格:「医師」「看護師」「理学療法士」「作業療法士」「あん摩マッサージ指圧師」「柔道整復師」
当協会は教育養成校であるため、当講座を受講・合格し、臨床経験を積むことで、「リンパ浮腫療法士」の受験資格を満たすことが出来ます。

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